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2006年08月17日(木) 15時58分

ソニーのバッテリー問題、アップル除くPCメーカー各社は安全を確認ロイター

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 8月17日、ソニーのバッテリー問題、アップル除くPCメーカー各社は安全を確認。写真は1月、ラスベガスで開かれた業界イベントで、デルのデル会長(左)とソニーのストリンガー会長兼CEO(2006年 ロイター/Rick Wilking)    [東京 17日 ロイター] 米デル<DELL.O>がノートパソコン用のソニー<6758.T>製バッテリー410万個を自主回収すると発表した問題で、主要パソコンメーカー各社はロイターの取材に対し、自社のパソコンは問題ないとの見解を示した。ただしアップルコンピュータ日本法人(東京都新宿区)だけは、現在も調査中としている。
 NEC<6701.T>によると同社は過去5年間、ノートパソコンにソニー製バッテリーを採用していない。デルが回収を発表したのは2004年4月─06年7月に販売されたバッテリーのため「問題のバッテリーは使っていない」(広報部)という。5年前より以前のノートパソコンについては「現在調査中だが、これまでに事故の報告は上がってきていない」(同)としている。
 富士通<6702.T>は「調査の結果、弊社のノートパソコンがバッテリーにより発煙・発火する可能性はないと判断している」とのコメントを発表。同社関係者は「当該バッテリーとデルのパソコンのシステムとの問題と認識している」と語った。
 東芝<6502.T>も「ソニーから報告を受けており、問題はない」(広報部)としている。
 日本メーカー以外では、日本ヒューレット・パッカード(東京都品川区)が「事故の起きた問題のバッテリーは世界的に採用していない」(広報部)、レノボ・ジャパン(東京都港区)が「ソニー製のバッテリーを採用はしているが、(デルとは異なる)独自のマネジメントソフトを使っており、問題は起きていない。安全だと認識している」(広報部)としている。
 ただしアップルコンピュータ日本法人は「ソニー製のバッテリーを採用しているかも含めて詳細に調査中」(広報部)と慎重な姿勢をみせた。
 発煙・発火の恐れがあるとして、デルがソニー製バッテリーの自主回収を発表したのは14日(米国時間)。米消費者製品安全委員会はこれを受け、デル以外のパソコンメーカーが採用しているソニー製バッテリーについても調査するとの意向を示している。
(ロイター) - 8月17日15時58分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060817-00000015-reu-bus_all