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2006年08月11日(金) 00時00分

若者の4割、自民党総裁選に不満…ネット調査ZAKZAK

 おれたちをバカにするな−。安倍官房長官が独走している9月の自民党総裁選について、20−30代の若者の4割が「政策の中身よりもキャラクターやスローガンで進んでいるように見える」と不満を感じていることが11日、NPO法人「政策過程研究機構」(PPI、東京都渋谷区)のインターネット調査で分かった。小泉純一郎首相から続くパフォーマンス路線に「ノー」が突きつけられた格好で、「ポスト小泉」は修正を強いられそうだ。

 調査は4−8日の5日間にインターネットを通じて行われ、20−30代の男女1086人から回答を得た。

 それによると、総裁選に「特に関心がない」と回答したのは1割未満なのに対し、82%が「若者の声が政治に反映されていない」と回答した。

 「総裁選について感じること」という複数回答の設問には、「政策の中身よりもキャラクターやスローガンで進んでいる」が42.6%、「争点となる政策が見えない」が41.4%と、政策に関する議論不足に対する不満が相次いだ。また、「総理大臣にしたい候補者がいない」という回答も35.、5%にのぼった。

 この結果に、PPIの渡瀬裕哉理事は、「総裁選に関心はあるのに、具体的な政策論争もなく、人気や党内のパワーゲームで安倍氏に決まりそうなので、若者は疎外感を感じている。また、パフォーマンスやワンフレーズ政治に飽きたうえに、『それで押し切れる』と思われていることに腹を立てている。総裁選では、骨のある議論が求められている」と語った。

ZAKZAK 2006/08/11

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006081109.html