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2006年08月10日(木) 00時00分

米産ビーフ再開第1号販売コストコ「激安」で売り切れもZAKZAK

 米系量販店大手のコストコは9日、輸入再開第1号の米国産牛肉を首都圏3店舗で販売、他国産より「激安」をアピールしたこともあり、一部品切れが出るなど順調な滑り出しだった。船便が着く今月下旬以降、他の小売店などでの販売も本格化する。

 コストコは会員制スーパーで、米国の味に親しんだ顧客が多い。試食のサービスをした横浜市の店舗では、午前10時の開店から2時間ほどで霜降りカルビが売り切れた。

 肩ロースが100グラム76円とオーストラリア産(189円)の半額以下で、霜降りカルビも318円(オーストラリア産598円)と安く、今年1月の輸入停止前よりも低価格。

 コストコは「価格、味ともオーストラリア産を売る意味がない。全量を米国産に置き換えたい」(精肉担当)と、米国産販売を加速させる。兵庫県尼崎市と福岡県久山町の店舗では10日から販売する予定だ。

 ただ販売に前向きな企業も、コストコほどの安売りは難しい。9月中に牛丼販売を再開したい吉野家ディー・アンド・シーは「販売中止前の(牛丼並盛り)280円は到底困難」(広報担当)と300−400円を想定。

 北海道の食品スーパーのカウボーイは8月下旬の販売に向け準備に入ったが「豪州産より安ければ販売する」(総務担当)と卸価格次第の情勢だ。

 一方、大手スーパーは「(米国産の)安さを求める人はいるようだが、当社にはそういう声は寄せられていない」(ダイエー広報部)と慎重だ。

ZAKZAK 2006/08/10

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006081058.html