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2006年08月09日(水) 00時00分

朝日新聞“宣戦布告”…社説で安倍を挑発!!ZAKZAK

 「このまま黙して語らずで逃げ切ろうということなのか。麻生氏と谷垣氏がつくった土俵に安倍氏もあがり、堂々と四つに組んだ論戦に臨むべきだ」

 朝日の靖国問題をめぐる社説は、今月に入って「靖国参拝 嘆かわしい首相の論法」(4日)、「安倍氏の参拝 これでは解決にならない」(5日)に続いて3度目。終戦記念日の今月15日を前に、かなり気合が入っている。

 朝日は8日付のオピニオン面でも、麻生氏の「私の視点」を掲載。麻生氏はこの場で私見として、宗教法人の靖国神社に自発的に解散してもらい、特殊法人になって「国立追悼施設靖国社」(仮称)に移行する案を明らかにした。

 谷垣氏もすでに、首相になれば靖国神社に参拝せず、「A級戦犯」の分祀(ぶんし)にも前向きな考えを示している。

 2人に関しては、安倍氏にリードを許し、存在感を示すために次々と争点をぶち挙げているようにも見えるが、安倍氏がやすやすと同じ船に乗るはずもない。安倍氏周辺はこう解説する。

 「安倍氏にしてみれば、靖国問題を総裁選の俎上にあげること自体が、参拝中止に反対する中国の思う壼という考えがある。首相になった場合の参拝を含めて悩みは深いが、ここは黙って行動するしかないと思っている」

 ちなみに、朝日は5日の社説で「ポスト小泉の時代を担う政治家には、この不幸な状況をどう乗り越えるか、明快な出口を示すことこそが求められている」と書いた。

 「不幸な状況」は「中国や韓国などとの外交的な行き詰まり」だそうだが、結局、中韓への配慮から靖国問題を総裁選の争点としたい朝日の思惑が浮かび上がる。

 「頑固者」といわれる安倍氏。NHKの番組改編問題で安倍氏との対立が解けない朝日にいわれ、自分の考えを口にするとも思えないが…。

ZAKZAK 2006/08/09

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006080922.html