2006年08月07日(月) 19時07分

基準超すベンゼン含有、清涼飲料水とドリンク自主回収（朝日新聞）

　国立医薬品食品衛生研究所は７日までに、国内で流通する清涼飲料水とドリンク剤の計２製品から世界保健機関（ＷＨＯ）の基準を超える発がん性物質のベンゼンが検出された、とする分析結果をまとめた。健康に重大な影響はないが、業者が自主回収を始めた。

　ベンゼンが検出されたのは、清涼飲料水「アロエベラ」（ＤＨＣ）とドリンク剤「新ベッセンアイ」（小林薬学工業）。

　ＷＨＯの指針値に対し、アロエベラは７．３６倍、新ベッセンアイは１．５４倍が検出された。ともに添加物の安息香酸（保存料）とアスコルビン酸（酸味料）を含有する。

http://www.asahi.com/life/update/0807/006.html