2006年07月28日(金) 19時51分

広末涼子さんの名誉を傷つけたと認定　講談社に賠償命令（朝日新聞）

　「週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、女優の広末涼子さんが発行元の講談社側を相手に約２３００万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁（片田信宏裁判長）は２８日、記事の一部が名誉を傷つけたと認め、講談社側に４４０万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

　問題になったのは、０５年５月７・１４日合併号の「育児放棄してホストクラブで泥酔」などとする記事。判決は、記事の内容には真実だという立証がないとした。

　講談社側は、過去のスキャンダル報道ですでに広末さんの社会的評価は低下していた、とも主張したが、判決は「裏付けのない報道で読者らが何らかの印象を抱いたとしても、それは社会的評価と呼べない」と退けた。

http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY200607280606.html