2006年07月28日(金) 18時10分
「口座は売った」と供述 振り込め詐欺犯に渡る（共同通信）
大阪府池田市の男性＝当時（５３）＝が被害に遭って自殺に追い込まれたとみられる振り込め詐欺事件で、振込先口座のキャッシュカードをだまし取った詐欺容疑などで逮捕された川崎市高津区の塗装工竹内針字容疑者（２７）らが「口座は売った」と供述していることが２８日、分かった。
竹内容疑者らは、架空名義で口座を開設してキャッシュカードや通帳を第三者に売る“口座屋”とみられ、府警は、口座が東京に拠点を置く振り込め詐欺グループに渡り、今回の事件に使われたとみて、転売ルートなどを捜査している。
調べでは、逮捕された竹内容疑者ら８人は、被害者の男性が金を振り込んだ口座をそれぞれ開設して転売するなどしていた。口座は計４つで、複数回転売されて最終的に詐欺グループに渡ったとみられる。
（共同通信） - 7月28日18時10分更新
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