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2006年07月27日(木) 13時03分

グレーゾーン金利返還訴訟:被告が計2976万円支払い 原告と和解成立 /茨城毎日新聞

 ◇21人と和解成立
 県内在住の21人(30〜66歳)が消費者金融大手「武富士」(本社・東京都)を相手取り、「グレーゾーン金利」の返還を求めた民事訴訟の和解が26日、水戸地裁(坂口公一裁判官)であり、武富士が原告側に総額2976万円の和解金を支払うことで合意した。
 「グレーゾーン金利」は利息制限法の上限金利(年率15〜20%)を超え、出資法の上限金利(同29・2%)を下回る金利。今年1月、最高裁はグレーゾーン金利を無効とする判決を出している。
 訴状などによると、原告21人は80〜04年までの間、武富士と取引を行い、1人あたり最大約496万円、総額約2700万円のグレーゾーン金利を既に支払っており、その返還を求めていた。和解では既払い金全額と解決金、印紙代を含めた計2976万円が原告側に支払われることが決まった。原告側の佐藤大志弁護士は「100%の勝訴と言っていい。同種の訴訟にいい影響を与えることができると思う」と話した。【三木幸治】

7月27日朝刊
(毎日新聞) - 7月27日13時3分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060727-00000126-mailo-l08