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同社によると、派遣社員はカード会員獲得業務を代行する子会社に勤務。今年４月から群馬県内の郵便局で、キャッシュカードとクレジットカード一体型カード「ＪＣＢ郵貯カード」の会員を募っていた。
派遣社員は６月２０日から今月１１日に申し込んだ５人の郵貯のキャッシュカードと、そのカードの暗証番号を不正に取得。このうち３人の口座から現金を引き出した。１４日に現金自動出入機（ＡＴＭ）でカードを使おうとしたところ、貯金残高が減っていることを不審に思った顧客からの通報で警戒していた郵便局員が事情を聴いて発覚した。
一体型カードの申し込みには、郵貯のキャッシュカードを端末機に通し、暗証番号を入力すると、署名、押印が不要になる。派遣社員は、この申し込みの際にキャッシュカードをだましとっていた、という。
http://www.asahi.com/national/update/0721/TKY200607210551.html