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2006年07月20日(木) 14時01分

「講習会で改造教えられた」=パロマ事故で元業者証言−98年に裁判で時事通信

 パロマ工業(名古屋市)製の湯沸かし器で、1995年1月に北海道恵庭市の女性が一酸化炭素中毒で重症になった事故の損害賠償請求訴訟で、パロマ(同市)から製品の修理などを請け負っていた元業者が、被告側弁護士に対し、「パロマの講習会で(不正改造を)教えられた記憶がある」と証言していたことが20日、分かった。一方、パロマ側は「改造は絶対に行ってはならないと指導していた」と証言していた。
 証言した元業者は75〜87年、苫小牧市で、パロマ製品の点検や修理をする「パロマサービスショップ」を経営していた。
 元業者は98年2月、被告の製品取り付け業者の弁護士に対し、「メーカーの指導なしに、サービスショップレベルの知識では改造はできない」とした上で、「パロマ札幌営業所では年に2、3回、道内のサービスショップを集めて講習会を開いていた。そこで応急措置として(安全装置を作動させなくする不正改造の)バイパスを教えられた記憶がある」と証言し、証拠提出された。 
(時事通信) - 7月20日14時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000057-jij-soci