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2006年07月20日(木) 10時07分

西部ガス319件点検開始 パロマ事故対象機器 長崎、熊本など3県西日本新聞

 天然ガスを供給する大手都市ガス会社の西部ガス(福岡市)は19日、パロマ工業製ガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故を受け、対象機器利用先の点検を始めた。ガス供給区域の福岡、長崎、熊本3県で想定される対象機器は最大で319あり、パロマ(名古屋市)と分担して点検していく。

 点検内容は、改造が疑われる配線や、器具の作動など6項目。県別では福岡232、長崎35、熊本52機器。西部ガスは、ガス供給事業者に義務付けられている40カ月に一度の法定点検で機種を確認してきた。各県の細かな点検スケジュールは現在のところ未定だ。

 西部ガスの最初の点検は福岡市内であったが、点検先の関係者は「本当に迷惑だ。パロマに連絡して新しいガス機器に交換させる」と怒りをあらわにした。

 パロマによると、九州内で対象機器がどのくらい販売されたかは現在調査中。九州では、西部ガスを含め都市ガス会社が28社あるほか、プロパンガス用の対象機器も販売されており、パロマは「西部ガス以外のガス会社から連絡があれば、今後共同で点検していきたい」としている。
 =2006/07/20付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 7月20日10時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000008-nnp-kyu