2006年07月19日(水) 01時32分

パロマ器事故、秋田市でも２人死亡　９４年、入居数日後（朝日新聞）

　秋田市では９４年冬、アパートの部屋でパロマ工業製湯沸かし器を使っていた男性（当時３８）と女性（同４５）が、一酸化炭素中毒で死亡する事故が起きていた。１８日にパロマが新たに明らかにした事故のひとつだ。

　関係者や大家らによると、同年２月２日未明、２人の部屋のガス漏れ警報器が作動。連絡を受けた大家が室内に入ると、浴室で２人が倒れていた。入居２〜３日後の悲劇だった。

　駆けつけた警察官は、大家に「事故と心中どちらの可能性もあるが、自己責任だろう」との見方を示したという。

　「今になって湯沸かし器が原因だとしたらひどい話だ。パロマはもう信用出来ない」。大家は怒りをあらわにした。

http://www.asahi.com/national/update/0719/TKY200607180714.html