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実況見分では、現場で使われていた湯沸かし器の燃焼実験を行い、COの排出量や室内濃度を測定するなどした。
調べでは、上嶋さんは昨年十一月二十八日深夜、港区南麻布のマンション一階の布団の中で倒れているのが見つかった。既に死亡しており、行政解剖の結果、死因は通常の四百倍に当たる高濃度のCO中毒だった。
湯沸かし器には、排気ファンが止まるとガスが自動的に遮断され、不完全燃焼を防ぐ安全装置があったが、ファン停止後もガスが供給されるよう改造されていた。遺体発見時、ファンを作動させる電源プラグは、コンセントから抜けていた。
■問い合わせ殺到 <無償交換で>
パロマ工業(名古屋市)が製造したガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故で、同社は十九日、屋内設置型の湯沸かし器七機種の自主回収と無償交換を始めた。同日朝から問い合わせの電話が殺到しているという。
七機種は一九八〇年から八九年、親会社のパロマ(同市)が約二十六万台販売した。
問い合わせは二十四時間受付の専用相談窓口、フリーダイヤル(0120)314552まで。
対象機種は、PH−81F、PH−82F、PH−101F、PH−102F、PH−131F、PH−132F、PH−161F。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060719/eve_____sya_____009.shtml