2006年07月17日(月) 10時09分

悪質商法の　手口を実演　宇治で消費者まつり（京都新聞）

悪質商法の手口を演じた劇 　 　食生活や環境問題、表示など消費生活を楽しみながら考える「宇治市消費者まつり」が１６日、京都府宇治市の市生涯学習センター周辺で開かれた。展示や模擬店のほか悪質商法をめぐる劇なども上演し、多彩なイベントで会場を盛り上げた。
　２年ごとに開き５回目。宇治市と市内の女性、環境団体など１１団体でつくる運営委員会が主催。３５団体が参加し、約１３００人が訪れた。
　劇では、消費者相談の専門員らがＳＦ商法やクリック詐欺などの手口を実演。最後に相談員が解説し、８日以内なら契約を解約できるクーリングオフなどを説明し「困ったら、相談して」と呼びかけていた。
　展示では、ユニークなコーナーも。宇治署は偽ブランド品を並べ、見分け方を伝授。また市の消費生活モニターの味付けのりの試買調査結果では、韓国のりの塩分や糖度が日本製より少ないことが記されていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060717-00000009-kyt-l26