悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年07月16日(日) 03時07分

「制御装置足りず改造」重症事故受け文書…パロマ事故読売新聞

 パロマ工業製の瞬間湯沸かし器で死亡事故が相次いだ問題で、北海道のLPガス会社などの業界団体が1996年、前年に起きた重症事故を巡り、湯沸かし器の制御装置の改造について「制御装置の在庫不足に対応した応急措置だった」とする文書を出していたことが15日わかった。

 別の死亡事故に関しても「制御装置の交換が必要だったのに、在庫が不足していた」との指摘があり、不正改造横行の背景に制御装置の不足があった可能性も出てきた。

 制御装置は、湯沸かし器内の排気ファンが何らかのトラブルで停止した場合、ガスの供給を遮断して不完全燃焼を防ぐ仕組み。95年1月、北海道恵庭市の女子高校生がパロマ工業製湯沸かし器の不完全燃焼で一酸化炭素中毒になった事故では、北海道エルピーガス協会が翌年3月、協会に加入する約2000業者向けに、パロマ工業製品の点検を求める文書を作成した。
(読売新聞) - 7月16日3時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060716-00000301-yom-soci