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2006年07月16日(日) 19時12分

パロマ、最初の把握は87年 営業所に改造注意共同通信

 パロマ工業(名古屋市)のガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒死が相次いだ事故で、パロマが1987年に北海道で起きた不正改造による死亡事故例を同年中に把握していたことが16日分かった。
 パロマは翌88年には営業所に文書で不正改造の危険性を注意喚起していた。同じころ通産省(現経済産業省)や業界団体とも協力して業界内で同趣旨の広報活動をしており、同省にも当該事故を報告していたとみられる。パロマはこれまで、一連の17件の事故中、最初の把握は91年の長野県の事故としており、食い違いの経緯については「調査中」としている。
 パロマによると、事故は87年1月9日に苫小牧市のアパートで起きた。
(共同通信) - 7月16日19時12分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060716-00000091-kyodo-soci