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2006年07月15日(土) 23時16分

<パロマ事故>訪問点検始める 電話相談には問い合わせ殺到毎日新聞

 パロマ工業製の瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故で、同社は15日、点検対象の7機種が設置されている一般家庭などへの訪問点検を始めた。同日の点検では、不正改造された機器は見つかっていないという。また、同社が開設した専用相談電話には15日午後9時までに、計969件の問い合わせが殺到した。
 同社は、事故の発生した機種と類似機種計7機種の全台点検を実施するため、販売会社やガス会社などに、ガス機器の保安台帳から点検対象機種のリストアップを依頼した。その結果、15日までに数千件の設置場所が分かった。把握できた割合は、現存するとみられる点検対象機器の1割程度という。
 また、相談電話に寄せられた情報に基づき、全国の支店支社の営業部員や保守担当者が、一般家庭や事業所を訪問し、機器の安全装置が改造されていないか点検を始めた。「この日の点検台数は集計できない」(同社幹部)が、不正改造が発見された報告はないという。
 同社は14日午後4時に専用相談電話を開設し、社員14人が24時間態勢で対応を始めた。開設から15日午後9時までに寄せられた電話のうち、点検対象機種に該当したのは268件。他の701件は、点検対象外の機種だったり、同社への抗議だったという。【中井正裕】
(毎日新聞) - 7月15日23時16分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060715-00000093-mai-soci