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2006年07月15日(土) 11時33分

パロマ東京営業所、問い合わせ相次ぐ 社員休日出勤朝日新聞

 パロマ製の瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故の発覚を受けて15日、パロマの本社や支店には、利用者から問い合わせの電話が相次いだ。

 15人中7人の死者を出している北海道。札幌市北区のパロマ北海道支店は15日朝7時半ごろから、サービス部門と営業部門の社員十数人が出社し、利用者やガス器具販売店への対応に追われた。

 同支店の宇都宮浩支店長によると、15日午前10時半ごろまでの間に、普段の週末の約4倍近い40件の電話があった。そのうち該当する機種に関しての問い合わせは約15件で、うち2件は点検を始めている。「器具がパロマなので心配だから見に来てくれ」などといった電話も相次いでいる。

 北海道産業保安監督部(札幌市)も15日からの3連休中、保安課の職員2人が出勤し、消費者からの相談に対応する態勢を取っている。

 パロマ本社(名古屋市)には「お客様相談室」が設置。専用回線も用意した。15日正午まで300件以上の相談などがあった。同日午前4時以降は回線がほぼ埋まる状態になっている。

 相談の9割以上は「点検が必要な対象なのかどうか」と尋ねる内容だった。「なぜこんなことになったんだ」といった抗議の電話もあったという。

 東京都港区にあるパロマ東京営業所では、社員約10人が臨時に出勤した。電話は午前中だけで数十件寄せられている。事故機とは別の機種でも「修理をお願いしたい」という依頼がきており、連休中も数人の社員が出勤して問い合わせに応じている。都内にある関東サービスコールセンターにも問い合わせが殺到しているという。

http://www.asahi.com/national/update/0715/TKY200607150185.html