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2006年07月13日(木) 00時26分

トヨタ欠陥放置、モデルチェンジ時に部品安全実験せず読売新聞

 トヨタ自動車(本社・愛知県豊田市)のお客様品質部長らがレジャー用多目的車(RV)「ハイラックス」の欠陥を約8年間放置し、5人重軽傷の事故を引き起こしたとされる業務上過失傷害事件で、同社が1988年にモデルチェンジした際、ハンドルの動きを前輪に伝えるリレーロッドの安全性確認の実験をせずに販売した疑いがあることが、熊本県警の調べでわかった。

 県警は、実験をしていれば、リレーロッドの強度不足を把握でき、事故も起こらなかったとみている。

 調べによると、同社のリレーロッドの安全基準では、停車状態でハンドルを左右いっぱいに6万回切る行為を繰り返しても不具合が生じないことを確認することになっている。88年のモデルチェンジでは、前輪の車軸にかかる荷重が95キロ増えたが、実験をせずにモデルチェンジ前のリレーロッドをそのまま使った。
(読売新聞) - 7月13日0時26分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060712-00000315-yom-soci