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2006年07月12日(水) 22時38分

部品の安全実験行わず トヨタ車欠陥放置共同通信

 トヨタ自動車が多目的レジャー車(RV)の部品の欠陥を約8年間放置したとされる業務上過失傷害事件で、同社が1988年に車両のモデルチェンジをした際、安全実験をせずに問題の部品を使用し続けていたことが12日、熊本県警の調べで分かった。
 実験は法律で義務付けられているものではないが、熊本県警は「安全確認のために実験は必要」とみている。一方、トヨタ自動車は「捜査内容にかかわることなのでコメントは控えたい」としている。
 調べでは、欠陥が指摘されたのは、RV「ハイラックスサーフ」のかじ取り装置「リレーロッド」。同社は1988年にモデルチェンジを実施。前輪にかかる荷重が95キロ増えることになったが、安全実験をせずに旧モデルのロッドを使用し続けたという。
(共同通信) - 7月12日22時38分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060712-00000219-kyodo-soci