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2006年07月11日(火) 19時39分

トヨタ、リコール放置したとして品質保証部長ら3人を熊本県警が書類送検ロイター

 [東京 11日 ロイター] 熊本県警は11日、トヨタ自動車<7203.T>が乗用車の欠陥を知りながら約8年にわたってリコールしなかったため5人が負傷する事故が発生したとして、同社の品質保証部長など3人を書類送検した。トヨタ自動車広報がロイターの取材で明らかにした。
 同社によると、容疑は業務上過失傷害。品質保証部長など3人は、品質にかかわる様々な仕事に携わっていた。
 5人が負傷した事故は、2004年8月に発生。1988年から販売している「ハイラックス」が対向車線に飛び出して走行中の車両に衝突した。
 トヨタは、同型車の舵取り装置の一部が折損するという不具合情報5件を96年までに確認していた。しかし5件のうち4件が、車庫や駐車場などで低速走行あるいは停止している状態でハンドルを切る「据え切り」したときなど限られたケースに発生していたとして、リコールの必要がないと判断した。
 2004年の3—4月に再び3件の不具合情報が報告されたため、7月からリコールについて再検討を始め、同年10月にリコールを実施した。
(ロイター) - 7月11日19時39分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000598-reu-bus_all