2006年07月07日(金) 03時12分
エスカレーター踏み板外れる エス社が管理（産経新聞）
東京都港区で圧死事故を起こしたシンドラーエレベータ社のエレベーターの保守管理を請け負っていた「エス・イー・シーエレベーター」が管理を担当したエスカレーターで、踏み板が外れるトラブルが起きていたことが６日、分かった。
トラブルが起きたのは、新交通システム「ゆりかもめ」新橋駅（東京都港区）の下りエスカレーター。第三セクター「ゆりかもめ」によると、平成１４年２月２２日午後１時前、運転中に突然、踏み板１枚が斜めにせり上がって外れ、緊急停止した。衝撃でエスカレーターの一部も壊れた。無人だったため、けが人はなかった。
エス・イー・シーが原因を調べたところ、チェーンを取り付ける留め金が逆にはめられていたため外れたという。２日前に同社が点検したばかりで、同社はミスを認め「今後このようなことがないようにする」と説明したという。
ゆりかもめはエスカレーターを交換し、保守管理を別の会社に変える措置を取った。
（産経新聞） - 7月7日3時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060707-00000010-san-soci