2006年07月06日(木) 20時50分
未公開株販売で脱税 都内のグループを告発（共同通信）
東京都内の未公開株販売グループが２００２年１月から０５年３月までの間に、総額約１５億円の所得を隠し、４億数千万円を脱税したとして、東京国税局が所得税法や法人税法違反容疑で、業者５人と４法人を東京地検に一斉に告発したことが６日、分かった。
未公開株販売をめぐっては、上場予定がないのに「上場間近で値上がり確実」などと偽った詐欺事件が続発。今回は脱税容疑による摘発だが、このグループも「上場予定」をうたい、顧客に購入を勧めていた。
所得税法違反容疑で告発されたのは、有価証券販売会社の船木幸彦元役員（５９）＝東京都中央区。法人税法違反が有価証券販売「エイチ・アイキャピタル」「亀山社中」「サワトク」「日本エマージング」（いずれも中央区）の４社と各社社長。船木元役員は日本エマージングの取締役も務めていた。
（共同通信） - 7月6日20時50分更新
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