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2006年07月03日(月) 22時06分

首相への質問回数1日2回から1回へ 通告に記者会抗議朝日新聞

 小泉首相は3日、原則として1日2回、記者団と行ってきた「やりとり」を「1日1回に減らしたい」と秘書官を通じて、朝日新聞社などが加盟する内閣記者会に伝えてきた。テレビカメラを入れるなどして記者団が自由に質問するこうした形式の取材方法は、政権発足当初の内閣記者会との合意に基づいて原則1日2回行われてきた。内閣記者会は同日、「首相側の一方的な変更であり、認められない」などとして、首相側に抗議した。

 変更の理由について、首相側は「当初質問は1回につき2、3問が慣例だったのに徐々に増えてきた。再三改善を求めたが、変わらなかった」「同じテーマについて同じような質問が繰り返される」などとしている。この日の小泉首相のやりとりは夕方の1回だけだった。

 首相と記者団とのやりとりは、小泉政権発足前は、首相が官邸や国会の廊下を徒歩で移動するたびに行っていた。だが、小泉首相は歩きながらのやりとりに難色を示したため、首相側と内閣記者会が協議。首相が立ち止まって質問に答える形のやりとりを原則1日2回行うことで合意した。

 やりとりは首相側に特段の理由がない限り、昼、夜2回行われており、そのうち夜はテレビカメラが入っていた。

http://www.asahi.com/politics/update/0703/011.html