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2006年06月29日(木) 11時00分

マルチ商法:消費者金融で借金させ契約 県内で被害5件 /青森毎日新聞

 県消費生活センターはこのほど、悪質な連鎖販売(マルチ商法)の被害相談が県内で5件寄せられていることを明らかにした。被害に遭ったのは、いずれも定職のない20〜21歳の若者で、消費者金融から商品代金35万〜50万円を借金させられていた。同センターの助言で、全員クーリングオフしたため、代金は返還された。
 同センターによると、相談があったのは今年5月から6月にかけて。青森市内の男性(20)はアルバイト仲間に誘われ、同市内であった健康食品販売会社の「ネットワークビジネス勉強会」と称する会合に参加した。サプリメントや化粧品などの商品を購入して会員になり、商品販売や新会員勧誘をすれば高収入を得られるとして、商品代金など50万円を支払うよう求められた。断ると消費者金融に連れて行かれ、無人契約機で借金させられ、最終的に入会契約してしまったという。
 今回の商法の特徴は、商品代金を消費者金融から借金させることにある。商品が売れ残ったり、会員を勧誘できない場合、借金が残ったままになってしまう。同センターは「金もうけのために借金すること自体がおかしい」と注意を呼び掛けている。【長谷川典義】

6月29日朝刊
(毎日新聞) - 6月29日11時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060629-00000030-mailo-l02