2006年06月27日(火) 00時00分

架空請求詐欺で会社員１４００万被害 （東京新聞）

　さいたま市西区の男性会社員（２８）が、携帯電話の有料サイト料金で架空請求で計約千四百万円をだまし取られていたことが二十六日分かった。男性は二年前、携帯電話でアダルト番組の案内を聴いたことがあり、その時の料金と思いこんでいたという。埼玉県警大宮西署は振り込め詐欺事件として捜査している。

　調べでは、男性は五月三十一日、債権回収業者を装った男から携帯電話に「有料サイト利用料が未納です。三万七千円を振り込んでください」と現金を要求する電話を受け、指定通り銀行口座に振り込んだ。その後、別の債権回収業者を名乗る男からも、何度も請求があり、男性は二十回にわたって、総計約千四百万円を振り込んだ。

　男性はさらに、債権回収業者の社員と名乗る男から現金を要求され、今月十四日、都内で手渡しする約束をした。しかし、男が現れなかったため不審に思い同署に相談。だまされたことが分かったという。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060627/mng_____sya_____013.shtml