2006年06月14日(水) 19時32分
サービサー初の業務停止 法務省、無効株券発行など（共同通信）
債権回収会社（サービサー）「センチュリー債権回収」（東京）の武村欣三元社長が、取締役会に無断で多額の借り入れをしたり、無効な株券を印刷したりしたとして、監督官庁の法務省は１４日、同社に２１日から２カ月間の業務停止を命令した。
対象は債務者からの弁済金受領や訴訟対応など一部を除いたすべての業務。業務停止命令は、弁護士以外の民間業者に債権回収の代行を認めた債権管理回収業特別措置法の施行（１９９９年２月）後、初めて。
法務省によると、武村元社長は現職だった２００４−０５年、取締役会の承認を得ずに投資会社から計約１１億円を借り入れたほか、０５年５月ごろには正式な手続きを経ずに自社株１万株の株券を印刷、債権者の不動産会社など２社に担保として交付したという。
（共同通信） - 6月14日19時32分更新
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