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2006年06月13日(火) 10時11分

エレベーター事故 シンドラー社幹部、初めて記者会見毎日新聞

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会見するローランド・W・ヘス・シンドラーマネージメント・エレベーター・エスカレータ事業最高責任者(左)=東京都内のホテルで12日午後5時44分、米田堅持写す    東京都港区のマンション「シティハイツ竹芝」で都立高2年、市川大輔(ひろすけ)君(16)がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、製造元の「シンドラーエレベータ」(東京都江東区)が12日、都内で初めて記者会見を開き、「設計に起因する死亡事故はゼロ」と強調し、今回の事故もメーカー側の問題ではないとの認識を示した。
 同社によると、世界で発生している同社のエレベーターの死亡事故のうち、7〜8割は階の途中で無理に外に出るなどの事故で、残り2〜3割がメンテナンスや機械の設置時に発生しているという。同社は「事故率は、他の大手エレベーターメーカーとなんら変わりはない」と釈明した。
 また、保守点検業者に適切な情報提供をしていたかを問われ、「点検マニュアルや作業方法の資料提供の要請が業者側からなかった。要請があれば知識を提供していた」と話した。
 同社が直接事故機を保守点検していた98年4月〜昨年3月、住民が閉じ込められる事故2件を含め計27件の故障があったことも明らかにした。
 この日の記者会見には、スイスのグループ本部から事業最高責任者、ローランド・ヘス氏と日本法人のケン・スミス社長らが出席。住民説明会に出席していないことについて、スミス社長は「今後はできるだけたくさんの情報を提供したい。次回の説明会には出席する予定だ」と約束した。【長谷川豊、鈴木泰広】
(毎日新聞) - 6月13日10時11分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000005-maip-soci