悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年06月08日(木) 16時09分

架空請求相談、小学生が急増 05年度生活センターまとめ琉球新報

 県民生活センターは7日、2005年度の消費生活相談件数などを発表した。相談件数は前年より11・3%少ない1万1318件で、全体的な架空・不当請求の相談件数も減少したものの、普及拡大を反映して小学生に対する携帯電話の架空・不当請求の相談件数は前年の18件から45件と2・5倍に急増している。同センターでは夏休みにも、教員を対象に対策講座を実施し、学校現場で子どもたちに注意を喚起することで、被害拡大を食い止めたい考えだ。
 また、パソコンのインターネットによる架空、不当請求など「オンライン情報サービス」関連の相談件数は、前年より75件多い331件だった。美容関連商品や通信販売などすべての名目を含めた架空・不当請求の相談件数は4062件で、前年度に比べ33・1%の大幅減。
 携帯電話の有料情報の利用料金などの名目で、架空・不当請求を行う「電話情報サービス」の相談件数は、全体では1804件で前年度の5142件から大幅に減少した。そのうち、小中高生への請求に対する相談件数も、全体では前年度の579件から375件に減っているが、小学生だけが増えている。中には8万円以上の請求もあったという。
 一方、高校生は前年度の416件から183件に減った。同センターでは、全県の高校3年生を対象に架空請求などに関するパンフレットを配布していることなどを説明し、「少しずつ効果が出始めているのではないか」と話した。
(琉球新報) - 6月8日16時9分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060608-00000019-ryu-oki