2006年06月07日(水) 11時02分
着服：元女性臨時職員が１３００万円 静岡市動物園協会、告訴の方針 ／静岡（毎日新聞）
静岡市の外郭団体「静岡市動物園協会」（静岡市駿河区池田）は６日、同会が経営する日本平動物園の売店で働いていた５０歳代の元女性臨時職員が売上金約１３００万円を着服していたと発表した。女性に着服金の返還を求めるとともに、静岡南署に告訴する方針。
同協会によると、女性は００年１０月から昨年１２月まで動物園ゲート外の「第５売店」を担当。仕入れ単価を少なくするなどの手口で売上金の一部を着服していた。昨年行った業務改善のための調査で、この売店の利益率が他の半分程度だったことから内部調査を行い、着服が発覚。接客を簡素化するためにレジスターなど記録の残る装置を導入していなかったため発覚が遅れたという。着服金額は０１年８月から昨年１２月までの約５年間で１２９２万９０１０円。「消費者金融の返済などに充てた」と話しているという。同協会は静岡市から動物園の駐車場管理などの委託を受けている。【鈴木直】
６月７日朝刊
（毎日新聞） - 6月7日11時2分更新
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