悪のニュース記事

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2006年06月07日(水) 00時00分

炎上(えんじょう)読売新聞


絵と文・唐沢なをき

 ブログには、コメントという作者の書き込みに読者が意見を書き込む機能がありますね。同じ話題について見知らぬ人と語り合えるというなんとも楽しい機能ですが、訪れる人はすべて作者の味方とは限りませんワン。

 炎上とは、ブログ作者の意見に反感や不快感を抱いた人々、次々と批判的なコメントをつけていって、コメント欄がすさんだ状態をさします。たいてい、掲示板などのコミュニティでそのブログが話題になったことがきっかけで炎上するようです。

 炎上したブログは、本当に壮絶なものです。作者が参ってしまうような批判的なコメントが続々と書き込まれて行き、ひとつ返答を書き込めば即座に複数人から反論が返ってくるという調子。火に油をそそぐとはまさにこのことです。こうなると、騒ぎが収まるまで静観するしかなくなります。最悪の場合は誹謗中傷に近いことも書き込まれ、いつまでも訪問者が途絶えずブログ閉鎖になることも多いようです。

 ブログを持っている人は、いつ自分のブログが炎上するやもしれないわけですが、炎上させる方も無差別にやっているわけではないのです。僕が見てきた中では、誰が見ても迷惑な行為や犯罪になりかねない行為をした話を書いてしまった個人の人のブログがよく炎上していました。

 友達くらいしか見ていないだろう、と、うっかり書いたことがネット全体を揺るがす大問題になったり、ウケをねらって実際にやっていないことをオーバーに書いたら、警察に通報されてしまったというケースもあるようです。これはお調子者の僕も気をつけたいですねぇ。ブログは意外と多くの人の目に触れているという意識は忘れたくないものです。くワンばら、くワンばら。

http://www.yomiuri.co.jp/net/column/yougo/20060607nt06.htm