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2006年06月05日(月) 14時55分

豪憲君遺体にウサギの毛、畠山容疑者が以前飼育読売新聞

 秋田県藤里町、町立藤里小1年米山豪憲(ごうけん)君(7)が殺害され、同県能代市の市道脇に遺体が放置されていた事件で、豪憲君の遺体の着衣にウサギの毛が付着していたことが5日、わかった。

 死体遺棄容疑で逮捕された近所の無職畠山鈴香容疑者(33)の自宅からもウサギの毛が採取され、能代署捜査本部は、豪憲君が畠山容疑者宅に連れ込まれた裏付けになるとみて分析を進めている。捜査本部は5日午後、畠山容疑者を秋田地検に送検し、豪憲君殺害についても追及する。

 畠山容疑者の自宅と能代市の実家、本人の白い軽自動車など車3台の捜索は4日夜まで続いた。

 その結果、捜査本部は自宅室内からちりや繊維片など大量の微物を採取。この中に、畠山容疑者宅で数か月前まで飼われていたウサギのものとみられる毛が含まれていた。豪憲君は最近、ウサギと接触する機会がなかったという。

 また、畠山容疑者の軽自動車のスタッドレスタイヤの模様が、遺棄現場近くの市道に残っていたタイヤの跡と種類が一致。豪憲君が行方不明になった直後の5月17日午後3時30分ごろ、畠山容疑者が自宅脇で、この軽自動車の後部トランクを閉めているのを近所の人が目撃しており、捜査本部は、この車で豪憲君の遺体を運んだとみて押収した。

 豪憲君の遺体に付いていた毛髪と、畠山容疑者の毛髪のDNAも一致した。

 これまでの調べに、畠山容疑者は、取り乱すことなく応じているが、体調が悪そうで、調べは休みながら行われているという。

          ◇

 捜査本部は5日午前10時、畠山容疑者の自宅の捜索を再開した。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6300/news/20060605i106.htm