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2006年06月01日(木) 22時51分

<国民投票法案>衆院で審議入り 成立は次期国会以降に毎日新聞

 与党と民主党がそれぞれ提出した憲法改正の手続きを定める国民投票法案は1日、衆院本会議で趣旨説明と質疑を行い、審議に入った。現行憲法下で憲法改正に関する法案が審議されるのは初めて。ただ、成立は次期国会以降に先送りされることは確実。与党は3党共同修正を目指すが、民主党は早期の修正協議には応じない方針で、成立の見通しは立っていないのが実情だ。
 自民党の保岡興治元法相(党憲法調査会顧問)は趣旨説明で「幅広い会派間の合意で成立させたい」と強調し、民主党の枝野幸男憲法調査会長も歩調を合わせた。
 だが、両案の相違点をめぐっては、この日も議論はすれ違いに終わり、共同修正へのハードルはなお高いまま。自民党の船田元・憲法調査会長は「(両案は)ほとんどの部分で一致している」と期待感を示したが、枝野氏は「時間をかけても全会一致が望ましい」と改憲反対の共産、社民両党を含む合意形成の必要性を強調、審議引き延ばしを図る構えを見せた。
 与党は来夏の参院選をにらみ、秋の臨時国会で法案成立を図りたい考えだが、民主党は小沢一郎代表が共同修正に難色を示しているほか、「3党協議は密室協議とみられる」(幹部)との意見も強い。自民党からは「与党単独での法案採決」(政調幹部)との声も出始めた。【須藤孝、田中成之】
(毎日新聞) - 6月1日22時51分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060601-00000143-mai-pol