2006年06月01日(木) 13時01分

民間監視員が活動開始＝違法駐車一掃へ−全国都市部で一斉に（時事通信）

　改正道交法に基づく駐車違反取り締まり事務の民間委託が1日始まり、駐車監視員が同日午前、全国で一斉に活動を開始した。都市部を中心に違法駐車を一掃、交通秩序の改善を目指す。
　初日は、民間委託している270署のうち264署で監視員約1580人が活動。警視庁管内は午前8時から巡回が始まり、神奈川県警川崎署管内では2日午前5時まで続く予定だ。
　東京・築地では沓掛哲男国家公安委員長が、監視員の活動状況を視察。同委員長は「制度が根付くかどうかは、監視員が公正で的確な事務をこなし、国民から信頼を得られるかにある。駐車秩序が改善し、市民の生活や経済活動が活発になるよう期待する」と話した。
　愛知県警では、監視員が使用する携帯端末が作動せず、活動を一時中止。警視庁や京都府警などでも端末が作動しなかったり、標章（ステッカー）がプリントアウトできなかったりした。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060601-00000036-jij-soci