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2006年05月31日(水) 00時00分

オリックスなどの企業グループ落札 梅田北ヤード再開発朝日新聞

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 JR大阪駅北側の梅田貨物駅(北ヤード)の再開発で、先行開発区域のうち中核となるナレッジ・キャピタル地区の開発業者の入札結果が31日公表され、オリックス・リアルエステートや阪急電鉄など関西系企業を中心とする9社のグループに決まった。地上38階・地下3階で高さ約180メートルの超高層ビルを建設し、デジタル先端技術の展示・研究施設や食に関するショールームなど44施設・団体が入る。北ヤードの再開発で業者が決まったのは初めて。

 北ヤードは「大阪市内で再開発可能な最後の大規模一等地」とされ、全体は約24ヘクタール。このうち先行開発区域は3.8ヘクタールで3区に分かれ、「知的創造拠点」と位置づけられるナレッジ地区は約1.5ヘクタールを占める。

 デジタル分野の研究・展示を行うのは「サイバーアートセンター」で、オーストリアの同種の施設と提携し、コンテンツとデザインなどの融合に関するテーマを扱う。食に関するショールームでは、安全なレシピ作りと情報家電の開発などを一体的に行う。

 他に、ロボットの研究開発機関「ロボシティコア」、アジア太平洋地域の金融政策などについて研究する「アジア太平洋研究所」、大阪大と京都大、神戸大の共同大学院、複数の業者が共同で展開する住宅ショールームなどが入る。松下電器産業や関西電力、NTT西日本などの関連施設も入居する。

 オリックスのグループの他の企業は積水ハウスや住友商事、三菱地所、エヌ・ティ・ティ都市開発、新日鉄都市開発など。入札を行った都市再生機構は落選した企業グループを公表していないが、全体で数グループが応募した模様だ。残る2地区については9月中に開発事業者を募集し、10月に決める予定。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200605310044.html