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古賀氏は９月の党総裁選に向け自身がまとめた政策提言で分祀の検討を盛り込んでいる。小泉純一郎首相の靖国神社参拝に反発する中韓両国との関係改善を総裁選の争点にしたいとの思惑があるとみられ、遺族会での提案も同様の狙いがありそうだ。
Ａ級戦犯の分祀は、これまで政府や自民党が靖国神社に働き掛けてきた経緯があるが、神社側が拒否。遺族会は「分祀は靖国神社が決めることで、遺族会は関与しない」との立場を堅持している。
古賀氏は会合で「分祀は避けられない議論であり、遺族会の意見もいただきたい」と要請したが、遺族会副会長の尾辻秀久元厚生労働相は会合後、記者団に、遺族会で議論することに否定的な考えを示した。
(05/30 18:32)