2006年05月30日(火) 20時01分

「３０億円詐欺の可能性」　秋田の業者を破産申し立て（共同通信）

　秋田市の先物取引業者と契約を結んでいた顧客１３人が、配当金の支払いなどが止まり、業者と連絡が取れなくなったとして３０日までに、業者の破産手続き開始を秋田地裁に申し立てた。
　顧客の代理人弁護士は「実際は先物取引をしていない可能性が高く、詐欺や出資法違反の疑いが強い」と指摘、被害者は約６００人、被害額は３０億円を超えるとみている。秋田県警に被害届を出している顧客もいるという。
　弁護士によると、業者は「ファーストオプション株式会社」（秋田市山王）。年利約２０％で、元本を保証するという「米国市場商品先物オプション取引」とする取引を顧客と契約し、秋田市内の高齢者などから数百万円から数千万円を預かった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000207-kyodo-soci