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2006年05月30日(火) 17時01分

駐車違反取り締まり:民間参入、ますます厳しく 来月1日、改正道交法施行 /兵庫毎日新聞

 ◇市内9署管内で監視員が巡回
 駐車違反取り締まりを一部地域で民間に委託する改正道路交通法が6月1日施行される。県内では9署が管轄する神戸市内(西区、北区を除く)で導入され、民間の「駐車監視員」が放置車両を確認し、標章(ステッカー)を張り付ける。改正後は、駐車時間の長短にかかわらず標章を付けるため、違反者には厳しい法改正になりそうだ。【藤田剛】
 委託を受けるのは、大阪市内の警備会社など5社。計42人の監視員が緑色の制服、制帽を着用し、2人1組で県警が指定した三宮地区などの重点地域を巡回する。
 警察官の場合、危険性などを考慮して標章取り付けまでの時間を決めていたが、監視員は違反を確認次第、即座に取り付ける。監視員は「みなし公務員」のため、暴力を振るえば公務執行妨害罪、金品を渡せば贈賄罪に問われる。
 また、違反した運転手が反則金を支払わない場合に、車の所有者に納付を義務付ける「放置違反金制度」も1日から県内全域で始まる。
 県警によると、昨年の駐車違反取り締まり件数は県内で約7万4000件。民間委託が導入される9署では約3万7000件に上り、三宮周辺は1万件を超える。県警は来年度以降、姫路市や阪神地域などへの拡大も検討しているという。
 監視員が巡回する重点地域は県警のホームページ(http://www.police.pref.hyogo.jp/seikatu/guideline/index.htm)で閲覧できる。
〔神戸版〕

5月30日朝刊
(毎日新聞) - 5月30日17時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000209-mailo-l28