2006年05月29日(月) 12時46分

戦没者３９８柱を納骨　千鳥ケ淵（朝日新聞）

　政府が収集した戦没者の遺骨を納骨する拝礼式が２９日午後、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で開かれた。戦後６１年の今年は、旧ソ連やインドネシア、硫黄島などで収集した身元不明の遺骨３９８柱が新たに納骨され、納骨された遺骨は３５万１３２４柱となる。式典には秋篠宮ご夫妻や小泉首相らが出席した。

　政府は太平洋や東南アジアなど南方の戦地について今後３年間で集中的に情報を集めて遺骨を収集した後、打ち切りも含め事業を見直す方針。旧ソ連など北方の遺骨収集はこれまで通り続ける。

http://www.asahi.com/national/update/0529/TKY200605290169.html