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2006年05月29日(月) 14時03分

阪神の新社長に坂井常務、西川社長は相談役に朝日新聞

 阪神電気鉄道は29日、西川恭爾社長(66)が6月末の株主総会で取締役を退任すると発表した。村上ファンドによる株の買い占め問題で対応が後手に回った引責とみられる。後任には坂井信也常務(58)が昇格する。一連の人事は、阪急と阪神が経営統合をはたした場合に実現する。

阪神電鉄の社長に就任する坂井信也氏

西川恭爾・阪神電気鉄道社長

 西川氏は、阪急との統合が実現した場合の、持ち株会社の取締役候補からもはずれており、経営の一線から退いて阪神電鉄の相談役に就く。西川氏は同日の記者会見で「(阪急との統合を機に)人心を一新する」と話した。

 西川氏は旧国鉄を経て86年に阪神電鉄に入社。鉄道事業本部長などを務め、04年6月に社長に就任した。

 阪神電鉄は、阪急との経営統合が実現した場合でも持ち株会社「阪急阪神ホールディングス」の子会社として存続する。

   ◇

 坂井 信也氏(さかい・しんや)神戸大経済卒、70年阪神電気鉄道に入り、05年6月から常務。

 西川恭爾社長は相談役に。6月29日付。

http://www.asahi.com/business/update/0529/058.html