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2006年05月29日(月) 07時39分

国旗・国歌 サボタージュ横行産経新聞

 式典での国旗掲揚、国歌斉唱に反対する教職員らのサボタージュは、国旗国歌法の制定や処分の徹底とともに形を変えながら変遷してきた。

 かつては、職員会議で校長を長時間つるし上げたり、式典会場に「Tシャツやゼッケンを着けて臨む」「暴れる」「やじる」などの妨害活動が相次いだ。

 平成11年の国旗国歌法施行によって、式典の静粛な運営を妨害したり、個人的な政治信条に基づき校長の職務命令に反する行為が処分対象となると、国歌斉唱時に起立しない無言の抵抗が横行。

 起立しない行為も処分対象となるが、式典前に起立の義務がないことの確認を裁判所に求める訴訟を起こし、不起立で処分されると再び処分取り消しを求める訴訟を多数起こすほか、弁護士会に人権救済を申し立てるケースもある。

 最近では、生徒に起立しないよう促したり、生徒の絵画作品などを国旗が掲示される壇上に展示し、わざと国旗が見えないように画策することも。生徒や保護者に壇上展示を校長へ願い出るように仕向けるなど、巧妙に処分を逃れながら国旗掲揚を阻止した例もある。

【2006/05/29 東京朝刊から】

(05/29 07:39)

http://www.sankei.co.jp/news/060529/sha029.htm