2006年05月28日(日) 23時57分
＜乳児死亡＞熱中症などで パチンコの母から事情聴く 愛知（毎日新聞）
２８日午後３時半ごろ、愛知県豊明市の藤田保健衛生大病院から、愛知県警愛知署に「生後２カ月の乳児が不審死した」との通報があった。同病院に搬送した母親（２３）から、県警刈谷署が事情を聴いたところ、「買い物の際、駐車場の車に置いていたら、ぐったりしていた」と供述した。同署が調べた結果、母親は同市内でパチンコをしており、店の駐車場に放置していたことが判明。保護責任者遺棄致死の疑いもあるとみて、愛知署が両親から事情を聴いている。
調べでは、死亡したのは同市栄町上姥子、会社員、竹内祐人さん（２４）の長男、俐緒ちゃん。俐緒ちゃんは同日、母親と一緒に豊明市のパチンコ店に行き、同店駐車場内の軽ワゴン車内に放置されたという。同日午後３時ごろ、母親が様子を見に来たところ、俐緒ちゃんは車内でぐったりしていたといい、母親が近くの同病院に搬送したという。
俐緒ちゃんは脱水症と熱中症のため、同病院に搬送された直後、死亡が確認された。当初、母親は「刈谷市内のスーパーで買い物していた」と供述していたが、その後の調べで、豊明市内のパチンコ店の駐車場に放置していたことが判明したという。名古屋地方気象台によると、同市に近い同県東海市の午後１時の気温は２７・２度だった。
（毎日新聞） - 5月28日23時57分更新
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