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2006年05月27日(土) 00時00分

二審も園側過失認定/佐世保の両親勝訴朝日新聞

 佐世保市内の保育園で97年4月に死亡した女児(生後4カ月)の両親が、「うつぶせで寝かされたのが原因」などと訴え、同市内で「光の子保育園」を運営する社会福祉法人光の子福祉会に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が26日、福岡高裁であった。星野雅紀裁判長(牧弘二裁判長代読)は、女児の死因はうつぶせ寝による窒息死と認定。保育園側の過失を認めて約4260万円の賠償を命じた福岡地裁判決を支持し、保育園側の控訴を棄却した。
   ◇   ◇
 娘の突然の死から9年余り。判決後、女児の母親(37)は「未来ある子どもの命を大切に」と訴える手記を公表した。
 「私たちの主張が認められよかったが、娘が戻ってくるわけでもなく、改めて窒息して亡くなったと思うと娘が不憫(ふびん)でなりません」
 女児は97年4月から同保育園に入園し、同14日午前、保育士が布団にうつぶせに寝かせた。その後ぐったりとしたため病院に運ばれたが、同日昼前に死亡が確認された。笑顔を見せて登園したわずか1時間半後だった。
 なぜ死ななければならなかったのか。真相が知りたくて保育園に何度も足を運んだ。しかし、納得できる回答は得られず、提訴に踏み切った。
 「保育園側は判決を真摯(しんし)に受け止め、二度と同じ過ちを繰り返さないために全力を尽くして欲しいと切に願います。決して娘の死を無駄にして欲しくありません(中略)これからは未来ある子どもの命を大切に守って頂きたい、その一心です」
 保育園代理人の弁護士は「判決をよく読んで、上告するかどうか検討したい」としている。

http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000605270003