2006年05月27日(土) 00時00分

国民年金不正免除 岐阜でも数百人分 （中日新聞）

　国民年金保険料の不正免除問題で、岐阜県の岐阜社会保険事務局でも電話による意思確認だけで職員が免除や猶予の手続きをしていたことが分かった。同事務局によると、一昨年７月以降の２年間で数百人分に上るとみられ、２７日の全国事務局長会議で報告するため、詳しい人数などを調査している。

　岐阜社会保険事務局年金課は「中には無断で処理したものもある可能性がある。調査を急いでいる」としている。

　３月から社会保険庁が行った全国調査に対して、岐阜社会保険事務局は「特段（問題）なし」と回答していた。

　同事務局総務課は「組織的に代理申請を指示したことはない」としながらも、「現場の職員の判断で代理申請することはある」と説明している。

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060527/mng_____sya_____002.shtml