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警察庁によると、送信者情報を偽る迷惑メールに、業務改善命令を経ず罰金や懲役刑を科すことができる同法の改正法（昨年１１月施行）を適用するのは全国初。
調べでは、男は昨年１１月１４日ごろから約１週間に、複数の他人名義や架空のアドレスを使って６回にわたり、計約３００万通の出会い系サイトの広告メールを送信した疑い。
男は都内の情報サービス会社社員で、昨年１０月から２カ月間に約５３００万通のメールを送信。会社から押収したパソコンには、延べ約２億２１００万件のアドレスが登録されていた。
約５３００万通のメールのうち、約３０００万通はあて先不明などで、無断でアドレスを使われたユーザーやプロバイダー（接続業者）に戻ってしまったという。
ZAKZAK 2006/05/26