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2006年05月26日(金) 10時54分

4月の消費者物価、対前年比0.5%上昇朝日新聞

 総務省が26日発表した4月の消費者物価は、変動が激しい生鮮食品を除いた全国の総合指数(00年=100)が98.2と、前年同月比0.5%上昇した。上昇は6カ月連続。日本銀行が予想する「緩やかな物価上昇」は続き、ゼロ金利政策の解除に向けた「下地」は整いつつある。ただ、上昇幅は4カ月続けて0.5%にとどまり、株価下落など最近の市場の動きから解除の判断に慎重になりつつある日銀の姿勢が、今回の指数を契機に変わる可能性は少ないとみられる。

 0.5%のうち、ガソリンや灯油など石油製品の価格上昇の影響が約0.3%分を占める。被服・履物もこの1年は対前年同月比プラスで、0.7%分押し上げたが、原油や素材高騰による影響が大きいという。

 一方、テレビやパソコンなど教養娯楽用耐久財の下落は止まらず、0.05%分の引き下げ要因となった。生鮮食品に加え石油製品や電気代などのエネルギー関連も除いた米国式の総合指数では、前年同月比0.2%増となり、これも3カ月連続で同じ上昇幅だった。

 同時に発表された東京都区部の5月中旬速報では、生鮮食品を除いた総合指数は97.5と前年同月比0.4%上昇。4月の上げ幅(同0.3%上昇)を上回った。

http://www.asahi.com/business/update/0526/086.html