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調べでは、院長は昨年６月１７日、資格のない同看護助手に、健康診断のため来院した同市の夫婦２人の胸部エックス線撮影をさせた疑い。
体調がすぐれないためこの健診の約１カ月後に妻（５７）が別の病院で診察を受けたところ、院長の病院で撮影したエックス線写真では発見できなかった病気が判明。不信感を持った夫（６７）が同署に相談した。
院長は「資格を持った技師を雇うと金がかかるので、２０００年ごろから忙しいときは看護助手らにやらせていた」と供述。同署によると無資格撮影を受けた患者の数は不明だが、放射線による健康被害は報告されていないという。
ZAKZAK 2006/05/25