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2006年05月25日(木) 00時00分

大学入試センター“切り捨てごめん”はしてなかったZAKZAK

 大学入試センターが1984年度の試験から23年間、解答用紙のマークシートに受験番号をマークし忘れたり誤記したりした場合でも零点とせず、受験者を割り出して採点していたことが25日、分かった。

 センターによると、受験番号のマークを忘れるなどした場合、コンピューターで採点できない仕組みだが、解答用紙に記入された氏名や受験番号から本人を特定し、あらためて採点したという。今春の試験でも約7000件のミスがあり、すべて救済された。

 共通1次試験が始まった79年度から5年間は記入ミスを零点にしていたが「一発勝負の試験なので配慮が必要」(センター)と判断して救済を開始。センターはホームページなどで「特定できた場合に限り、採点します」と説明していた。

 一方、国語と外国語以外の教科では、科目の選択欄にマークし忘れると科目を特定できないため一律零点にしている。

 センターは「受験番号は試験結果とは関係ない部分なので採点してきた。教育的配慮だ」と話し、文部科学省は「大半が未成年の受験生を零点とするのはあまりに酷だ。センターの対応は理解できる」としている。

ZAKZAK 2006/05/25

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006052550.html