2006年05月24日(水) 00時00分

教基法改正案実質審議入り 衆院特別委 （東京新聞）

　教育基本法改正案を審議する衆院教育基本法特別委員会は二十四日、小泉純一郎首相や小坂憲次文部科学相ら関係閣僚が出席し、「愛国心」などについて質疑を行い、実質審議に入った。

　審議の冒頭、民主党は政府案への対案として提出した「日本国教育基本法案」の提案理由を説明。小泉首相は、両法案について「与野党で対立する法案ではない。民主党も総論賛成だから、個別の問題を慎重に審議を進めていけば、十分に今国会で成立可能だ」と述べ、民主党に協力を求めた。

　首相は政府案が「愛国心」の表記で「我が国と郷土を愛する態度」と、「心」でなく「態度」を用いたことについて答弁。「心を表す形が態度だ。習い事で形から入るのは、その人の心をどうやって形に表すかが大事だからで、態度を見れば、その人がどういう心をもっているかが分かる」と指摘した。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060524/eve_____sei_____004.shtml