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2006年05月24日(水) 00時00分

ボランティアの申し込み少なく… 違反広告物撤去制度 東京新聞

 さいたま市が八月から始めるボランティアによる違反広告物の撤去制度で、ボランティアの申込者が二十三日現在、目標の三百人を大きく下回る六十三人にとどまっている。募集期間は今月末まで。市都市計画課は、ホームページだけでなく、庁内各課に協力を呼び掛け人員確保を図ることにした。

 さいたま市は、業者に委託して消費者金融やピンクチラシなどの違反広告物を撤去してきた。市条例では公道などの違反広告を撤去できるのは、市職員か委託業者に限られていた。市は、ボランティアに撤去を委任できる新制度を制定。希望者対象の講習会を七月に開き、証明書を交付した上で、八月からオレンジ色のベストを着て複数で活動してもらう予定だ。

 ボランティアの募集を始めたのは今月一日。市ホームページや広報で紹介し、区役所にリーフレットを置くなどしてPRしてきた。しかし「大型連休を挟んだ影響で出遅れ」(市都市計画課)、申し込みがあったのは六団体・六十三人だけ。ほかに約三十件の問い合わせがあった。同課は「ボランティア団体と関連のある部課などと連携し募集を強化したい」とし、定数に達しない場合は活動開始後に二次募集する方針。 (池田悌一)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20060524/lcl_____stm_____003.shtml